今回でインタビューコラムもなんと5回目!
実際に風俗業界で働いている人達って、どんなことを考えているんだろう? と思ってはじめたインタビューも、なんとか節目の数を迎えました。
そして5回目となる今回は、なんと体験入店を終えたばかりの女の子です。
タイミング良く、奇跡的に体験を終えたばかりの女の子から話を聞くことに成功しました。こんなこと滅多にないので、すごく運が良かったんだと思います。
風俗嬢に聞いてみた!ビンビンBINGO(オナクラ店)ゆりちゃんの場合
ちなみにこちらが第1回。気になった方は、ぜひこちらからどうぞ!
今回は、体験入店をやってみようと思ったキッカケ、お金のこと、生活のこと、これから先の不安まで、込み入った話をいろいろ聞かせてもらえました。写真、名前出し、お店の名前もNGということを前提に話を聞かせてくれたので、詮索しないようにお願いします!
では、さっそくスタートしたいと思います!
話を聞かせてくれたのは、24歳になったばかりの女の子です。今時の女の子、という雰囲気をもった子ですが、見た目とは裏腹にすごく礼儀の正しい真面目な子でした。
Q どうして体験入店をしてみることになったんですか?
「やっぱりお金ですよね。体験入店だけでもお金がもらえるって知って、それでやってみることにしました」
「今、お金がなくって困っているんです」とあけすけに話をしてくれたYさんは、実は去年の秋に会社を辞めたばかりだそうです。
「サービス残業は当たり前で、帰るのはいつも夜中。休日出勤も多いし、もう本当に疲れてしまったんですよね。ストレス解消にお買い物をするようになって、たいして着る機会もないのに洋服をバカみたいに買っちゃって、私は何してるんだろう?って思って」
インタビュアー(以下イ)「ブラックってやつですね」
Yさん(以下Y)「たぶんそれです(笑)」
詳しい会社の事情はここには書き出せないんですが、なかなかブラック度の高い会社のようでした。Yさんは現在、コンビニでアルバイトをしているそうです。
Y「でも時給850円なんで、生活はぎりぎりです」
イ「一人暮らしですよね? 実家には帰らないんですか?」
Y「実は親にはまだ仕事を辞めたって言えてなくて……」
イ「それは何故ですか?」
Y「うちの親けっこう厳しくて、怒られるだろうから言い出しにくいんです」
Q 体験入店をしてみて、実際にどう感じました?
「正直なところ、え?こんなにお金もらえるの?って思っちゃいました」
イ「なんて言うか、本当に正直な意見ですね(笑)」
Y「いやだって、今日もらったお金を稼ぐのには丸1日コンビニで働いても貰えないんで」
確かにコンビニで1日(8時間)働いても、計算上もらえる金額は6800円。体験入店を実施しているお店では、その倍の金額が貰えるところも多いので、金額だけを見るとずいぶんと違いがあります。
Y「なんていうか、もっとえぐいって言うか?怖いことさせられるんじゃないかな?って思ってたんですけど、そういうことも全然なくって、これで終わり?って感じてしまったんですよね。身構えすぎていたのかもしれないんですけど」
Q 体験入店では実際にはどんなことをやってきたんですか?
「思ってたよりハードなことは求められませんでした」
Yさんが体験入店したお店では、はじめての方のための講習DVDがあったようです。「講習DVDの種類がいっぱいあって、それがちょっと意外で面白かった」とYさんは笑っていました。
噂には聞いたことがあるんですが、どうもデリヘル専用の講習DVDにはいくつも種類があって、なかには凝った作品もあるそうです。これ、私も一度でいいから見てみたいと思っているんですよね。
「オプションをつけるならどこまでOKか、みたいなアンケートもありました。私は最初だし不安なので、ほとんど無理にしてしまったんですけど、今ならもうちょっといけるかもって思ってます」
Q 最初のお客さんはどんな人でした?
「私が体験入店って知ってたので、変な言い方ですけど、ものすごく気を使ってもらったというか……、なんていうか良い人でした」
イ「お客さんは意外と良い人だったって、みんな言うんですよね。本当ですか?」
Y「本当ですよ(笑)。30代後半くらいの人で、「大丈夫?」って何度も聞かれてしまいました」
Q このまま入店する予定ですか?
「入店するつもりです。本当はもっと悩んでから決めたいんですけど、今日もらった金額を見たら、続けたくなっちゃって。1日でこれだけもらえるなんて凄いですよね」
イ「体験入店を終えたばかりなので、即決ということになりますよね。決め手になったのはやっぱりお金ですか?」
Y「お金ですね。もうお金のことで悩むの嫌なんです」
あまり詳しい事情は書けないんですが、Yさんは前の会社で働いている時に、ストレスで買い物に走ってしまった時期があったそうです。現在その支払いが残っていて、それが生活を圧迫しているのだと言っていました。
Q ではコンビニのバイトは辞めてしまうんですか?
「どうしようかと思っているので、これから考えます」
Q このままデリヘルは続けたいと思っていますか?
「いつまで、っていうのは考えてないですけど、貯金もしたいし、今はとにかくたくさん稼ぎたいです。私が入れる範囲で計算してもらったんですけど、けっこう貰えそうなんです」
Q デリヘルをやることに抵抗はありませんか?
「無いわけじゃないんですけど、でもこんなことを言ったら失礼だけど、……なんていうか、お金ってこんなに簡単に稼げるんだなって感じてしまったというか」
イ「簡単でしたか?」
Y「簡単っていうか、短い時間でたくさんお金がもらえてしまったので、変なかんじです」
働くことは大変で、だから苦労をしなくちゃいけないと教えられてきたYさんにとって、今回の体験入店はいろいろな意味で衝撃だったようです。
お金は労働の対価だから苦労をするべき、という風潮もありますが、楽に稼ぎたいと考えることが悪いわけではないですよね。働きすぎて体を壊してしまうくらいなら、もっと簡単に稼げる道を探すのも立派な生き方のひとつなんだと思います。もちろんデリヘルが簡単な仕事というわけではないんですが。
Q 体験入店を終えて、一言どうぞ
「もっと早くに挑戦してみても良かったかもしれないなって思いました。勇気が出るまでずいぶんかかってしまったので。これからどうなるかわからないんですけど、今はとにかく稼げるだけ稼いで、お金の不安を無くしたいです。それから将来のことについて、ちゃんと考えたいです」
今回お話を聞かせてくれたYさんは、今までの仕事にすっかり疲れてしまっていた女の子でした。お店にやってきた時は暗い顔をしていたんですが、体験後にお金を受け取ってからは不安が薄れたのか、明るい顔で帰っていきました。お金の不安って、本当に大きいですもんね。
さてこのYさんですが、正式に入店を決めたようで、今では週に2、3回ほどお店に入っていると聞きました。給料が完全日払いなので、お財布にはある程度のお金が入っているようになったそうです。それだけでも心に余裕が持てるようになったかもしれませんね。
今回お話を聞かせて頂いたYさんはもちろん、情報をくれた方々、本当にありがとうございました。
ではまた次回!
ギャラ飲みとは
ギャラ飲み・ゴチ飲みは会員様がいる居酒屋・カラオケ・バーなどのお店に出向いて、会員様やそのお連れ様と一緒にお酒を飲んだり楽しくお話をして接待をするお仕事です。(※お酒が飲めない方はジュースでもOK)
会員様は航空機操縦士・医者・弁護士・大手会社役員・社長等、経済的に余裕のある紳士的な男性で、遊び方を心得ておられますので、安心して参加できます。
お仕事の流れとしては、ギャラ飲み専門のアプリに登録していただき、会員様とマッチングして合流してからお仕事開始となります。